戦後のJAL創業期ドラマ「エアガール」、 広瀬すずさん主演

戦後のJAL創業期ドラマ「エアガール」、 広瀬すずさん主演

ニュース画像 1枚目:画像はDC-4、ドラマはこれ以前の時代から描く (Y.Todaさん撮影)
© FlyTeam Y.Todaさん
画像はDC-4、ドラマはこれ以前の時代から描く (Y.Todaさん撮影)

戦後の日本航空(JAL)を題材としたドラマ「エアガール」が2021年3月20日(土・祝)、テレビ朝日で放送されます。原案は中丸美繪さんのノンフィクション書籍「日本航空一期生」で、主演は広瀬すずさんが務めます。空へのあこがれを胸に、持ち前のチャレンジ精神で激動の昭和を駆け抜けた戦後初の客室乗務員の奮闘と、日本人が日本の空を飛ぶことが許されていなかった戦後、日本人の手で航空事業を立ち上げるという壮大なミッションに挑んだ男たちの熱き戦いが描かれています。

キャストは、ヒロインで戦後初の客室乗務員を務める広瀬すずさんのほか、その同僚として、山崎紘菜さん、藤野涼子さん、中田クルミさん、伊原六花さんが脇を固めます。ヒロインと淡い恋を繰り広げるパイロット志望の青年役に坂口健太郎さんが出演します。

原案の「日本航空一期生」は、創業期の第1期生として採用された数人を取材して得た貴重な証言を中心に、当時の情熱に燃えた仕事ぶりなどが活写されたドキュメンタリーです。元日本航空(JAL)の客室乗務員だった中丸美繪さんが書き下ろしています。

第2次世界大戦後の日本では、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)が官民を問わず全ての日本国籍の航空機の運航を停止させました。その後、1950年に運航禁止期間が解除され、1951年8月に日本航空株式会社を設立。フィリピン航空からチャーターしたダグラスDC-3型機で試験招待飛行などを実施後、10月25日に戦後初の国内民間航空定期便として、羽田/伊丹/板付(福岡)間の定期旅客運航が開始されました。機材にはアメリカのノースウエスト航空からウェットリースしたマーチン2-0-2型機「もく星号」が使用されました。

ドラマ「エアガール」では、最先端の超人気職だった客室乗務員に応募し、数々のピンチを乗り越えついに合格したヒロインが、入社式からわずか1週間後に試験飛行に臨む様子も描かれています。

期日: 2021/03/20
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