スカイマーク、コンプライアンス教育を見直し 厳重注意受け

スカイマーク、コンプライアンス教育を見直し 厳重注意受け

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スカイマーク 737-800

スカイマークは2021年1月22日(金)付で航空局から厳重注意を受けた件で、再発防止策を講じました。コンプライアンス教育の見直し、運航中の操縦室内で携帯電話の使用制限を強化する2本柱です。

まず、社外取締役の助言を受け、従来のコンプライアンス教育を見直します。ある行為が本人に限らず、会社をはじめ関係者が社会的非難を受けることを認識し、自己抑制が働く内容に改善するものです。これをもとに、すべての運航乗務員と運航本部職員に、緊急のコンプライアンス教育を実施します。運航乗務員は、定期的に実施するミーティングで今回の事案を題材に討議し、意識向上につなげます。

これに加え、入社後に初めてスカイマークの乗務資格取得訓練を開始する運航乗務員訓練生に対して、座学訓練の開始時、路線訓練の開始時に、今回の件で改善された教育資料に基づいた事案の紹介、法令規程の遵守、アルコール事案などを含むコンプライアンス教育を行います。

また、運航中の操縦室内では、携帯電話の電波を発射しない状態から携帯電話の電源を切る状態に使用を制限します。こうした取り組みにより、スカイマークは再発防止に向けた措置を確実に実行する方針です。

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