デルタ航空、中央座席のブロック 4月末まで延長

デルタ航空、中央座席のブロック 4月末まで延長

ニュース画像 1枚目:A330-900neo 機内イメージ
© DELTA AIR LINES
A330-900neo 機内イメージ

デルタ航空は新型コロナウイルス感染予防対策の一環として、隣り合う座席のうち中央座席を空ける対策を、2021年4月30日(金)まで延長して実施します。2021年3月までブロックを延長すると決定していましたが、さらに1カ月、期間が延長されます。

デルタ航空は、2020年4月から中央座席のブロックを開始し、機内でのソーシャルディスタンスの確保に取り組んでいます。

国際航空運送協会(IATA)が2020年10月に発表した調査によると、2020年初頭から搭乗した約12億人の搭乗者のうち感染報告があった例は44件と、飛行機に搭乗したことに伴う感染確率は非常に低いことが分かっています。

また、デルタ航空も含め、多くの航空会社は機内の清掃・消毒を強化し、ソーシャルディスタンスを確保するなど、様々な対策を講じているほか、航空機には高度な換気システムが導入されています。

デルタ航空は、機内で使用している工業グレードのHEPAフィルターをメーカー推奨の2倍の頻度で交換しているほか、頻繁に触れる表面の定期的な消毒するなど100以上の感染防止対策「デルタ・ケアスタンダード」に取り組んでいます。これらの対策で感染リスクは大幅に低減されているとしたうえで、ウイルスとの付き合い方を学んでいる人や、安心感を得るために余分なスペースを希望する人の声に耳を傾けるため、中央座席のブロックを継続します。

期日: 2021/04/30まで
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