アメリカの大手全国紙「USAトゥデイ(USA Today)」の「ベストエアライン2021」ランキングが発表され、全日空(ANA)と日本航空(JAL)がトップ10にランクインしました。上位10社中、6社がアメリカの航空会社のなか、ANAはアメリカン航空、ユナイテッド航空を抑え4位で外国の航空会社でトップ、JALはシンガポール航空、エミレーツ航空を抑え8位に輝きました。
このうちANAは、特にプレミアムクラスの快適さ、スタッフのフレンドリーさ、機内食が大きく評価されています。部門別では、ビジネス・ファーストクラス、機内食の2つのカテゴリーで、1位にランクインしました。空港ラウンジ部門で羽田空港のANA Suite Loungeが2位、客室乗務員部門でも3位に選ばれました。
JALは、プレミアムクラス、日本/アメリカ間の路線の多さ、エコノミークラスにおける足元のゆとりと広い座席、サービスや機内食も評価されています。機内食部門と客室乗務員部門では4位、ビジネス・ファーストクラス部門と空港ラウンジ部門でも5位にランクインしています。ラウンジで評価されたのは、成田空港のJALファーストクラスラウンジです。
USAトゥデイが実施した航空会社関連のランキングは、総合的な航空会社部門に加え、分野別にビジネス・ファーストクラス、エコノミークラス、機内食、機内エンターテインメント、客室乗務員、空港ラウンジの計7部門で構成されています。The Points Guyなどの航空に関する専門家らが候補を選定し、トップ10は一般投票で選定されます。このほか、航空分野では空港ランキングも発表されています。
■ベストエアライン2021 1位:デルタ航空 2位:ジェットブルー 3位:サウスウエスト航空 4位:全日空(ANA) 5位:アラスカ航空 6位:アメリカン航空 7位:ユナイテッド航空 8位:日本航空(JAL) 9位:シンガポール航空 10位:エミレーツ航空