タイ・ベトジェットエアは2020年第4四半期、タイ国内市場シェア2位を獲得しました。タイ民間航空局(CAAT)の空輸送統計によるもので、タイ・ベトジェットエアがノックエアとタイ・ライオン・エアを追い抜き2位にランクインするのは初めてです。なお、1位はタイ・エアアジアでした。
タイ・ベトジェットエアは2014年に設立。2015年5月にチャーター便で運航を開始し、2016年9月から定期便の運航をスタートさせました。定期便開始から4年間で大きく実績を伸ばし、航空・金融・銀行に関するグローバルビジネスニュースに特化したビジネス誌の「グローバル・ビジネス・アウトルック・アワード2020」で「今年最も成長した格安航空会社」にも選定されています。
なお、タイ国内シェアの上位4社は格安航空会社(LCC)で、LCC合計で83.7%を占めています。LCCのタイ・エアアジア、ノックエア、タイ・ライオン・エアは、ドンムアン空港(バンコク)を拠点としていますが、タイ・ベトジェットエアは大手航空会社の多くが利用するスワンナプーム空港を(バンコク)を拠点としています。
航空会社 | 国内線利用者数 | 国内線利用者数 (%) |
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タイ・エアアジア | 4,974,971人 | 35.7% |
タイ・ベトジェット | 2,408,665人 | 17.3% |
ノックエア | 2,228,064人 | 16.0% |
タイ・ライオン・エア | 2,054,165人 | 14.7% |
タイスマイル | 1,602,728人 | 11.5% |
バンコクエアウェイズ | 664,464人 | 4.8% |