ボーイングは2021年2月23日(火)、セントルイス工場でT-7Aレッドホークの製造を開始したと発表しました。2021年後半から2022年初頭にかけて、ロールアウトする見込みです。
アメリカ空軍の次期ジェット練習機T-Xとしてボーイングとサーブの提案が採用され、制式名称「T-7Aレッドホーク」に決定した機種です。T-X開発ではコンセプトから初飛行までの期間はわずか36カ月でした。
最終組立はアメリカ、ミズーリ州セントルイスのボーイングの生産施設で実施されます。共同提案したサーブは、インディアナ州ウェストラファイエットに生産施設を作り、T-7Aを生産する計画です。
アメリカ空軍はT-7A、351機の実機と46台の訓練シミュレータなど92億ドルでボーイングに発注しています。計画では2023年にテキサス州ランドルフ空軍基地に配備され、T-38を更新します。