キャセイ、香港へワクチン第1弾を輸送 乗務員も接種開始

キャセイ、香港へワクチン第1弾を輸送 乗務員も接種開始

ニュース画像 1枚目:ワクチンを輸送するキャセイパシフィック航空
© キャセイパシフィック航空
ワクチンを輸送するキャセイパシフィック航空

キャセイパシフィック航空は2021年2月19日(金)、新型コロナウイルス・ワクチンを搭載した香港行きの初フライトを運航しました。北京からCX391便に搭載されたのは、ワクチンは中国の製薬会社シノバック製のワクチン100万回分です。この輸送から4日後の2月23日(火)には、キャセイパシフィック航空に加え、香港を拠点とする香港航空の乗務員も初回のワクチン接種を開始しています。

温度管理が必要なワクチンは、スウェーデンのエンバイロテイナー社製「RAPe2」温度管理コンテナに収納され、2度~8度の温度を保ち輸送されました。キャセイパシフィックは、国際航空運送協会(IATA)の医薬品航空輸送品質認証制度「CEIV Pharma」を取得済み。さらに、コンテナの機体ドア開口部近くに搭載し、機体を香港国際空港のカーゴ・ターミナルに最も近い場所に駐機させ、荷物の牽引時間短縮し、ワクチン品質保持のため慎重な取り扱いを実施しています。

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