ホンダ・エアクラフト・カンパニー(HACI)は2021年2月25日(木)、2020年のHondaJetデリバリー数は31機と発表しました。小型ジェット機カテゴリーで4年連続、世界1位を達成したと発表しました。
2020年は、パキスタンとロシアで新たに型式証明を取得し、機体引き渡しの地域が拡大しました。HondaJetサービス・サポートネットワークを強化し、イギリスに新たなサービスセンターとフライトトレーニングセンターを設け、アフターサービスや訓練体制を強化しています。
ノースカロライナ州グリーンズボロのHACI本社敷地内には、HondaJet Eliteの主翼組み立て、各種スペアパーツなどを格納する新たなハンガーの建設が完了しました。この施設は2021年1月に稼働を開始しています。
日本では丸紅エアロスペースが一般顧客に向けたチャーターサービスや共同所有の募集開始など、身近に利用できる環境作りに取り組んでいます。
2015年12月にアメリカで初納入を果たし、北米、欧州、中南米、東南アジアでの販売を開始、2019年は中国やカナダなどで新たに型式証明を取得し、中東、インド、日本で販売されています。現在までに世界中で運用されているHondaJetは170機超になります。
■HondaJet、4年連続で部門世界1位のデリバリー数 2020年暦年(1月~12月):31機 2019年暦年(1月~12月):36機 2018年暦年(1月~12月):37機 2017年暦年(1月〜12月):43機