ユナイテッド、737 MAXを25機追加 パンデミック収束後の一手

ユナイテッド、737 MAXを25機追加 パンデミック収束後の一手

ニュース画像 1枚目:ユナイテッド航空 737 MAX イメージ (masa707さん撮影)
© FlyTeam masa707さん
ユナイテッド航空 737 MAX イメージ (masa707さん撮影)

ユナイテッド航空とボーイングは2021年2月26日(金)、737 MAX 25機の追加発注について確定契約を締結しました。新型コロナウイルスのパンデミックが収束に近づく見通しを視野に入れ、この25機は2023年に納入される予定です。この発注で、ユナイテッド航空が契約した737 MAXは、累計で210機を超えました。

今回の契約では、すでに発注済みの737 MAXのうち40機は2022年、5機は2023年にそれぞれ前倒しで受領する計画でも合意しています。これにより、ユナイテッド航空は納入待ち737 MAXの188機について、2021年に21機、2022年に40機、さらに2023年には今回発表した25機に発注済み5機を加え、少なくとも30機を受領します。現在、737-9-MAXを30機導入済みで、今後は737-8-MAX、737-10-MAXの2機種も導入する予定です。

このほか、ユナイテッド航空は737-700の中古機11機、A319の中古機17機を2021年から2022年にかけて導入する計画です。737 MAXの追加発注、納入時期の前倒しなどで、パンデミック収束後の需要取り込みの体制を整え、早期の回復を目指すようです。

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