JAL、空陸一貫の貨物配送サービス提供開始 国内14空港が対象

日本航空(JAL)とCBcloudは2021年3月1日(月)から、国内14空港と陸路をつなぐ、空陸一貫の貨物配送サービスの提供を開始しました。配送クラウドソーシング事業を展開するCBcloudの配送マッチングサービス「PickGo Business」として法人向けに提供されるサービスで、JAL国内線ネットワークを活用し、全国へ最短当日の貨物配送の見積・手配がオンラインで可能になりました。

「PickGo Business」は、25,000名の軽貨物ドライバーと荷主を直接つなぐ配送マッチングプラットフォームです。オンラインでアカウントを作成し、積地や配送先の情報などを入力すると、配送にかかる金額と時間が算出されます。航空便の利用で、最速で日本全国へ当日中の配送が可能です。

3月1日(月)時点の対象空港は、新千歳、青森、三沢、羽田、成田、伊丹、関西、中部、出雲、福岡、大分、熊本、鹿児島、那覇の14空港です。取り扱いができるのは常温貨物のみです。運賃は、陸路はPickGo for Business料金、空路はJAL国内貨物運賃がかかります。

なお、ANA Cargoは2019年9月からCBcloudと提携し、同様のサービスを提供しており、2020年8月時点で対象空港を国内33空港に拡大しています。ANAと重複しないJALの対象空港は、青森、三沢、出雲の3空港です。