JAL、成田で手荷物搬送 自動運転トーイングトラクター 初の本格導入

JAL、成田で手荷物搬送 自動運転トーイングトラクター 初の本格導入

ニュース画像 1枚目:JALが成田空港で本格導入する「自動運転トーイングトラクター」
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JALが成田空港で本格導入する「自動運転トーイングトラクター」

日本航空(JAL)は、日本の航空会社として初めて、成田空港で手荷物搬送用の「自動運転トーイングトラクター」を本格導入します。成田国際空港第2ターミナルの本館とサテライト間で受託手荷物を自動運転で搬送するトラクターです。

JALは2019年10月から成田空港の制限区域内で、トーイングトラクター自動運転の実証実験を実施し、ノウハウを蓄積してきました。必要時には運転手が手動による危険回避操作を行うものの、全般的な運転をシステムで実施できる「レベル3」相当の安全確保体制が整ったことから、今回成田空港で本格導入が開始されます。

なお、実際の受託手荷物の搬送は、第2ターミナルサテライトの運用再開後が予定されています。サテライトは現在、新型コロナウイルスによる大幅な減便・運休により閉鎖されています。

自動運転トーイングトラクターの導入は、先端技術を活用することで業務を省力化・自動化し、生産年齢人口の減少による労働力不足などの課題を解決するための取り組みの一環です。

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