全日空(ANA)で活躍し、退役後に台湾へフェリーされたボーイング777-200型機の「JA704A」、777-200ER型機の「JA707A」に搭載されていた部品・備品が販売されています。台湾のショップがFacebookなどで、一部部品、シートなどの価格を公開しています。
コクピット内に設けられている折り畳み式のジャンプシートが718米ドルをはじめ、出口「EXIT」サインが287米ドルなどと紹介されています。機内サービスを提供する際、ギャレーに目隠しをするカーテンが287米ドルという商品もあります。エコノミークラスのシートもありますが、こちらは大型で台湾からの輸送コストも考慮が必要でしょう。
JA707Aは2020年10月28日(水)、JA704Aは同年11月17日(火)にそれぞれ羽田から台湾・桃園空港にANA9432便としてフェリーされています。この機体は解体され、一部の部品・備品はANAに戻っています。