JALとANA、仙台発着チャーター便 震災復興10年で東北の空遊覧

JALとANA、仙台発着チャーター便 震災復興10年で東北の空遊覧

ニュース画像 1枚目:仙台空港で撮影されたジェイ・エア E190 (YAMMARさん撮影)
© FlyTeam YAMMARさん
仙台空港で撮影されたジェイ・エア E190 (YAMMARさん撮影)

日本航空(JAL)と全日空(ANA)は、震災復興10年特別企画として日本旅行業協会(JATA)東北支部が企画・主催するチャーター便を利用したツアー「JAL/ANAチャーター便で、東北の空を遊覧飛行」に協力します。東日本大震災発生から10年が経ち、東北沿岸部の防災面の復興・整備が完成に近づいています。節目の時期にあわせ「空から」「陸から」体感してもらう企画です。

   *** 新型コロナウイルス感染拡大により宮城県と仙台市において緊急事態宣言が発出されたため中止 ***

JALは3月28日(日)に午前と午後の2本、ANAは4月11日(日)に1本、全て仙台空港を出発、到着する遊覧飛行です。遊覧飛行は、離陸後に福島県のいわきまで南下し、北上して山形、花巻、宮古まで向かい、南下して南三陸から仙台に戻るコースです。使用する機材は、JALがエンブラエルE190型機、ANAがボーイング737-800型機です。

東日本大震災で津波の影響を受けた沿岸部を上空から眺め、その復興状況を確認できる他鎮魂の祈りを捧げることもできます。機内ではオリジナルイベントが予定されており、記念オリジナル搭乗証明書も用意されています。

ツアーでは、震災時に長男を亡くし、「復興記念資料館 閖上の記憶」を立ち上げた閖上の記憶・語り部の丹野祐子さんが講和します。「震災の教訓」を改めて刻みつつ、東北観光の復興の息吹を感じられる内容となっています。

申し込みは、JTB、近畿日本ツーリスト東北、日本旅行東北、名鉄観光サービス、ツアー・ウェーブ、阪急交通社、河北新報トラベル、トラベルe旅.com、農協観光、ワールドトラベル、宮交観光サービスのJATA加盟11社で受け付けています。

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