JAL、那覇空港でも「車いす電動アシストユニット」試験導入

JAL、那覇空港でも「車いす電動アシストユニット」試験導入

ニュース画像 1枚目:着脱式車いす電動アシストユニット「SmartDrive」を装着した木製車いす
© JAL
着脱式車いす電動アシストユニット「SmartDrive」を装着した木製車いす

日本航空(JAL)は2021年3月8日(月)から3月31日(水)まで、那覇空港の国内線エリアで着脱式車いす電動アシストユニット「SmartDrive」を試験導入しています。「SmartDrive」は手動の車いすに簡単に取り付けられる着脱式の電動アシストユニットです。これを手動の車いすに装着すると、搭乗ゲートなど勾配のある坂道でもスムーズに移動できます。

実証実験は、保安検査場の金属探知機も通過できる木製車いすに「SmartDrive」を装着し、旅客の協力を得て「SmartDrive」の有益性を検証します。車いすには空港内に設置した検証用ビーコンを受信・発信する機器が搭載され、搭乗口などの特定エリアに近づくと、スタッフに通知が届きます。このため、スタッフは利用者をスムーズに機内へ案内できます。

実証実験は、JALがNRIデジタル、ペルモビールとの共同の取り組みで、空港利用者の利便性向上と、スタッフによるスムーズな搭乗案内、また業務の負担軽減をめざしています。JALは1月に札幌・新千歳空港でも同様の実証実験を実施していました。

期日: 2021/03/08 〜 2021/03/31
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