エア・インチョン、成田/仁川線再開 新機材の737-800SFで

エア・インチョン、成田/仁川線再開 新機材の737-800SFで

ニュース画像 1枚目:エア・インチョン イメージ、画像は737-400F (Willieさん撮影)
© FlyTeam Willieさん
エア・インチョン イメージ、画像は737-400F (Willieさん撮影)

韓国拠点で貨物専業のエア・インチョンは2021年3月23日(火)から、成田/ソウル・仁川線を再開します。運航曜日は火、木、土の週3往復便で、使用する機材はボーイング737-800型貨物機(SF)です。

エア・インチョンは3月21日(日)から、仁川発着で中国の煙台線を週11往復、成都線を週3往復、重慶線を週2往復、ロシアのユジノサハリンスク線を週2往復で運航します。いずれも機材は737-400Fを使用する予定です。成田線を含む定期便は、3カ国5路線、週21往復を計画しています。

成田線に投入される737-800SFは、2021年2月に引き渡しを受けた機体です。2000年7月に初飛行した機体で、機齢は21年目を迎えています。エア・ベルリン、深圳航空での旅客便の運航を経て、アメリカ・マイアミで貨物機へ改修されました。

エア・インチョンは2016年、737-800Fを3機リース契約し、2017年以降に導入する計画でした。新機材の導入が遅れたものの、737-800SFへの更新で、既存の737-400Fと比べ積載量は増加、航続距離が長くなり、燃費削減につながります。

737-800SFは、エアロノーティカル・エンジニアリング(Aeronautical Engineers:AEI)が手がける改修の場合、リジッド・カーゴ・バリアを設置し、12パレット搭載となります。最大積載量は23,500キログラム、航続距離は2,100海里、約3,889キロメートルを飛行できます。

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