セントレア、感染症対策プログラムでACI国際認証 国内3空港目

セントレア、感染症対策プログラムでACI国際認証 国内3空港目

ニュース画像 1枚目:第1ターミナル国内線保安検査場前に設置された手指消毒剤
© 中部国際空港
第1ターミナル国内線保安検査場前に設置された手指消毒剤

中部国際空港(セントレア)は2021年3月、国際空港評議会(ACI)が実施する「Airport Health Accreditation (AHA)プログラム」の認証を取得しました。感染症対策が国際基準に適合していることが認められた証で、国内空港では3月10日(水)時点で、成田国際空港、福岡空港のみが取得しています。

AHAプログラムでは、旅客ターミナル内の清掃・消毒の実施、各エリアでソーシャルディスタンスの確保、旅客・スタッフのマスク着用と非接触化への取り組みなど、計122項目における感染症対策の実施状況を、国際民間航空機関(ICAO)の策定したガイドラインなどを踏まえ、ACIが客観的に評価します。これまでに世界200超の空港が取得した国際認証です。

セントレアでは、空港内の175カ所以上に手指消毒剤を設置しているほか、案内所・カウンター・店舗への飛沫感染防止シート設置、飲食店舗・待合スペースでの座席制限や各所の消毒を強化しています。また、紫外線(UVC)を使用した荷物カートの除菌実証実験を行うなど、さらなる感染症対策に取り組んでいます。

なお、今回の認証過程では、特にターミナル内の清掃・消毒、また勤務時における従業員の感染防止対策で高い評価を得ました。セントレアは、安心して利用・働ける空港を目指し、今後も感染症対策を徹底していく方針です。

この記事に関連するニュース
メニューを開く