元スターウォーズ ANA JET、退役で離日

元スターウォーズ ANA JET、退役で離日

ニュース画像 1枚目:特別塗装「STAR WARS ANA JET」が施されていたJA604A (HK Express43さん撮影)
© FlyTeam HK Express43さん
特別塗装「STAR WARS ANA JET」が施されていたJA604A (HK Express43さん撮影)

全日空(ANA)のボーイング767-300ER型機、機体番号(レジ)「JA604A」がNH9433便として2021年3月15日(月)午前に離日しました。羽田空港を出発し、アメリカ・ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港に向かっています。退役前の最後の定期便運航は、3月1日(月)の大阪国際(伊丹)空港発、羽田空港行きANA38便でした。

この機体は、ボーイングのエバレット工場で製造され、2002年6月に初飛行。同月下旬に全日空(ANA)が受領し、19年目を迎えた機体です。この間、一貫してANAで運用されました。プレミアムクラス10席、普通席260席、計270席を搭載した国内線仕様で、エンジンはゼネラル・エレクトリック製のCF6-80C2を搭載しています。

「JA604A」といえば、ANAが展開する「STAR WARSプロジェクト」で2015年11月22日(日)から、特別塗装機「STAR WARS ANA JET」として運航されました。左右で異なるデザインが採用され、2015年12月に公開された映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」に登場するキャラクタ-「BB-8」と「R2-D2」が描かれていました。特別塗装は2019年3月17日(日)に終了しています。

STAR WARS ANA JET の画像・写真一覧は、こちら

ANAは2020年度に計35機を退役させる計画で、従来から計画していた7機に加え、コロナ禍への対応として国内線の中・大型機と国際線の大型機28機を早期退役させると発表しており、12月から続々と退役を進めています。12月以降の767の退役は、「JA8971」「JA606A」に続く3機目です。

■2020年12月以降に退役したANA機材
機体番号(レジ)機種退役月
JA733A777-300ER2020年12月
JA01AN737-7002020年12月
JA712A777-2002020年12月
JA8971767-300ER2021年01月
JA705A777-2002021年01月
JA732A777-300ER2021年01月
JA17AN737-7002021年01月
JA756A777-3002021年2月
JA711A777-2002021年2月
JA606A767-300ER2021年02月
JA18AN737-7002021年02月
JA757A777-3002021年02月
JA734A777-300ER2021年02月
JA604A767-300ER2021年03月
※JA756A、JA711Aは国土交通省の登録状況にあわせ退役月を更新しました。(2020/03/16) ※当初配信の曜日誤りを訂正いたしました。
ニュースURL
メニューを開く