キャセイ、PCR・ワクチン情報アプリ「デジタルトラベルパス」実証実験

キャセイ、PCR・ワクチン情報アプリ「デジタルトラベルパス」実証実験

ニュース画像 1枚目:キャセイパシフィック航空が導入推進している海外旅行向け「デジタルトラベルパス」
© キャセイパシフィック航空
キャセイパシフィック航空が導入推進している海外旅行向け「デジタルトラベルパス」

キャセイパシフィック航空は2021年3月15日(月)、新型コロナウイルス検査結果やワクチン接種記録をデジタルで管理できるアプリ「デジタルトラベルパス」の実証実験を実施しました。対象は、香港発ロサンゼルス行きCX880便に搭乗する運航乗務員と客室乗務員でした。

利用したのは世界経済フォーラム(WEF)などが共同開発したアプリ「コモンパス」です。氏名やパスポート番号など個人情報、事前に認定検査機関で取得したコロナ陰性証明、また搭乗前の迅速PCR検査の結果を取り込み、これらの情報をもとに、渡航先の入国要件を満たしているかを確認。紙媒体での手続きより、スムーズな出発手続きが可能になります。

なお、キャセイパシフィック航空は国際航空運送協会(IATA)が開発中のデジタル証明書アプリ「IATAトラベルパス」にアドバイザリーとしても協力し、コロナ終息後に再び多くの旅行者を迎え入れる準備に力を入れています。

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