宇宙旅行事業の展開を目指すヴァージン・ギャラクティックは2021年3月30日(火)、スペースシップIII「VSSイマジン」をロールアウトしました。ヴァージン・ギャラクティックが開発した宇宙空間へ弾道飛行する第3世代の機体です。
鏡面仕上げの外観デザインで、スペースシップII「VSSユニティ」の白とは異なり、周囲をミラーリングし、地球から大空、宇宙へと移動するにあわせ、機体の色や外観が変化していきます。機能面では、これまでの機体と同じく熱から機内を保護することが重視されています。この機体は地上試験を開始し、2021年夏には地上へ戻る際の滑空飛行の訓練をスペースポート・アメリカで実施する計画です。
ヴァージン・ギャラクティックは今後、スペースシップIII仕様の2機目として「VSSインスパイア」を製造します。スペースシップIIIクラスの機体は、年間400便の飛行を目ざしています。