セスナ・サイテーション560XLシリーズ、1,000機目引き渡し

セスナ・サイテーション560XLシリーズ、1,000機目引き渡し

ニュース画像 1枚目:中型ビジネスジェット機 セスナ・サイテーション560XLシリーズとして1,000機目の節目の機体
© Textron Aviation Inc
中型ビジネスジェット機 セスナ・サイテーション560XLシリーズとして1,000機目の節目の機体

テキストロン・アビエーションは2021年3月31日(水)、セスナ・サイテーションXLS+を顧客に納入しました。中型ビジネスジェット機の560XLシリーズとして1,000機目の節目を記録する機体で、その胴体には「1,000th 560XL」と誇らしげに刻まれています。この機体は、カスタム・ジェット・チャーターズが管理・運航します。

560XLシリーズの原型、モデル560サイテーションVは1987年初飛行。改良を重ね、派生系としてウルトラ、アンコール、アンコール+などを市場投入後、モデル560XL(エクセル)は1996年2月に初飛行しました。

このシリーズは3種類あり、ベースのエクセル、グラスコクピット化とエンジンアップグレードされたXLS、エンジンの機能向上やコクピット改良と操作性の向上が加えられたXLS+があります。セスナで製造されていましたが、現在はテキストロン・アビエーションに引き継がれています。

全世界で1,000機を数える560XLシリーズは、500万飛行時間超を記録しています。2021年には、XLS+として300機目の機体を中国民用航空局(CAAC)の飛行検査センター(CFIC)に納入する予定です。テキストロンはCAACとXLS+を8機契約し、節目の機体はその6機目となります。

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