中日本航空、名古屋本社にAW139シミュレーター導入

中日本航空、名古屋本社にAW139シミュレーター導入

ニュース画像 1枚目:中日本航空のAW139型ヘリコプターフライトシミュレーター
© 中日本航空
中日本航空のAW139型ヘリコプターフライトシミュレーター

中日本航空は2021年4月6日(火)、本社が所在する県営名古屋空港内にAW139型ヘリコプターフライトシミュレーターを導入しました。アメリカ連邦航空局(FAA) FTD Level5の装置です。整備関係の国土交通省航空局(JCAB)認可を3月24日(水)付けで取得済みのため、まずは整備士実地試験の受験を開始します。今後、運航関係の認可も取得予定です。

フルフライトシミュレーター(FFS)と違い、機体の動きを表現するモーション装置、視界を広く映し出す模擬視界は飛行訓練装置(FTD)には必須ではありません。ただし、訓練、試験、審査などの装置としてコクピットを再現しており、FTDを使い想定される複数のトラブルを訓練できます。模擬状況を経験し、その訓練を重ね、対処能力を身に着ける事ができます。

なお、中日本航空は本社施設内に社員研修施設「Safety Innovation Hall」を開設。この施設は、過去の事故の教訓を受け継ぎ、未来につなぐことを目的として、当時の従業員の声を活用しながらプログラムが構成されています。こうした安全文化を醸成する取り組みを拡充しています。

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