タイガーエア台湾、台湾初のA320neoを受領 P&W製エンジン搭載

タイガーエア台湾、台湾初のA320neoを受領 P&W製エンジン搭載

ニュース画像 1枚目:タイガーエア台湾、台湾初のA320neo受領
© AIRBUS
タイガーエア台湾、台湾初のA320neo受領

エアバスは2021年4月8日(木)、チャイナエアラインの子会社で格安航空会社(LCC)のタイガーエア台湾へ、エアバスA320neo型の初号機を納入しました。機体記号(レジ)は「B-50021」で登録。この機体は台湾の航空会社に導入される初めてのA320neoで、胴体横には「neo AIRBUS A320」と新エンジン搭載のA320を示す特別塗装が施されています。

タイガーエア台湾は現在、A320ceoを11機保有しています。今回A320neoの1機目を受領、計15機まで拡大する予定です。導入する計15機のうち、エアバスから直接購入7機、リース8機を契約したと親会社のチャイナエアラインが2019年に発表していました。

A320neo導入で、タイガーエア台湾は輸送能力の増強、アジア域内での新規路線を目指します。この機材は、およそ5,900キロメートル超の航続距離、飛行時間は最大7時間で、ハブ空港の台北を拠点に就航地を拡大できます。また、現在使用するA320ceoと共通性が高く、運航乗務員の移行、整備士の育成などでも大きな利点があります。

A320neoは、エンジンをCFMインターナショナル製のLEAP-1A、またはプラット・アンド・ホイットニー(P&W)製のPW1100Gの2種類から選択でき、タイガーエア台湾はP&Wを選定しています。タイガーエア台湾のA320ceoは、インターナショナル・エアロ・エンジンズ製のV2500を搭載。このエンジンは、P&Wが参画する共同開発エンジンで、A320neoでも同じ流れを組んだエンジンを選択しています。

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