防府北基地、4月10日に第77期学生の入隊式 恒例の航過飛行も

防府北基地、4月10日に第77期学生の入隊式 恒例の航過飛行も

ニュース画像 1枚目:防府北基地上空を航過飛行するF-15
© 航空自衛隊 防府北基地
防府北基地上空を航過飛行するF-15

航空自衛隊防府北基地は2021年4月10日(土)、第77期航空学生課程の入隊式を挙行しました。入隊式は毎年、新たな学生の入学にあわせて実施されており、今年度もコロナ禍に負けず、例年通りに実施されました。

入隊式と同日には先輩の第76期生によるファンシードリルの披露に加え、防府北基地上空における航過飛行も例年通りに実施されました。航過飛行には、第12飛行教育団のT-7、4機を皮切りに、芦屋救難隊のUH-60JとU-125Aが1機ずつ、美保基地に所在する第3輸送航空隊のT-400とC-2が1機ずつ、芦屋基地に所在する第13飛行教育団のT-4が4機、築城基地に所在する第8航空団のF-2が4機、新田原基地に所在する飛行教育航空隊のF-15が4機、参加しました。

防府北基地の航空学生は、高校または中等教育学校卒、高専3年修了者や高校卒業と同等以上の学力がある男女を対象に空自パイロットなどを養成しています。第12飛行教育団に入隊すると約2年間、座学を中心とした基礎教育を受けます。さらに飛行幹部候補生として飛行準備課程、T-7での夜飛行訓練を経て、希望や適性を踏まえ、戦闘機は芦屋、浜松でT-4、輸送機・救難機は美保でT-400のそれぞれ基本操縦課程に進みます。航過飛行は、空自の各部隊で活躍する学生たちを歓迎する意味も含まれています。

期日: 2021/04/10
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