ユナイテッド航空、持続可能な航空燃料の導入促進 グローバル企業と連携

ユナイテッド航空、持続可能な航空燃料の導入促進 グローバル企業と連携

ニュース画像 1枚目:エコ・スカイズ特別塗装機
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エコ・スカイズ特別塗装機

ユナイテッド航空は2021年4月13日(火)、航空業界で初めて「エコ・スカイズ・アライアンス・プログラム」を開始しました。より多くのSAF(持続可能な航空燃料)が使用されることを目指したプログラムで、ユナイテッド航空と10社超のグローバル企業が協力し、2021年内に約340万ガロンのSAFを購入します。

SAFは一般的な航空燃料と比べ、ライフサイクル評価で約80パーセントの二酸化炭素排出量を削減できます。今回購入するSAFは、約31,000メトリックトンの温室効果ガス排出の削減につながり、これは乗客が2億2,000マイル飛行する距離に相当します。

エコ・スカイズ・アライアンス・プログラムに参加を表明した企業は、日本からは武田薬品工業で、そのほかボストン・コンサルティング・グループ、デロイト、DHL、HP、ナイキ、シーメンスなどです。

企業との強力に加え、ユナイテッド航空は利用客向けにSAFを購入する選択肢、または脱二酸化炭素促進に取り組む基金への募金を実施しています。ユナイテッド航空は長年、定期便の排出ガス削減に取り組んでおり、2016年にはSAFを通常のフライトで使用開始し、2018年には2050年までに温室効果ガス排出を50%削減を宣言。現在は、100%削減に目標を引き上げています。

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