GAテレシス、737-800SF改修を4機追加発注

GAテレシス、737-800SF改修を4機追加発注

ニュース画像 1枚目:改修イメージ
© Aeronautical Engineers Inc
改修イメージ

GAテレシス(GAT)は2021年4月14日(水)、エアロノーティカル・エンジニアリング(Aeronautical Engineers:AEI)にボーイング737-800貨物改修機(SF)を4機、追加発注しました。GATのグループ会社でリース・投資・金融事業などを手がけるLIFTによる発注契約です。

LIFTは、AEIに旅客機から貨物機への改修を2機発注済みです。1機目は3月にエチオピア航空へ納入され、機体記号(レジ)「ET-AYL」として運航されています。発注済みの2機目は、5月に受領する予定です。この機体は製造番号(msn)「28826」で、メサ・エアラインズがDHL向けに運航する予定です。

今回の追加発注分は2021年後半に3機分の改修スロットを確保し、残る1機分のスロットは2022年初頭に予約されています。機体の改修作業は、AEI認定企業のアラバマ州のコマーシャル・ジェット社が担当します。

GAテレシスによると、世界の航空貨物輸送の拡大により、メインデッキを使用した貨物専用機の引き合いが強いとしており、今後も737-800SFの追加発注や他の貨物専用機についても検討する方針を示しています。

エアロノーティカル・エンジニアリング(Aeronautical Engineers:AEI)が手がける737-800SFの改修では、乗員と貨物エリアを区分けするリジッド・カーゴ・バリア設置に加え、12パレットを搭載するため旅客機の座席設置部分のメインデッキ改修により、最大積載量は23,500キログラム、航続距離は2,100海里、約3,889キロメートルの性能に生まれ変わります。

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