アメリカ空軍、B-52爆撃機4機をグアムに展開

アメリカ空軍、B-52爆撃機4機をグアムに展開

ニュース画像 1枚目:グアムに到着したB-52Hストラトフォートレス
© U.S. Air Force photo by Senior Airman Jovante Johnson
グアムに到着したB-52Hストラトフォートレス

アメリカ空軍は2021年4月16日(金)、グアムのアンダーセン空軍基地にB-52Hストラトフォートレス爆撃機4機を前方展開したと発表しました。この4機はアメリカのインド太平洋軍と太平洋空軍が実施する訓練を支援する目的で、バークスデール空軍基地に配備されている第2爆撃航空団から派遣されました。世界各地で爆撃機を展開させ、有事の即応力を定期的に確認する爆撃任務(BTF)の1つです。

アンダーセン基地へのBTFでは、このところB-1Bランサーが使用されてきましたが、B-52の展開に焦点を当てて、任務が実施されています。特に、アメリカ軍が戦略的な信頼性、戦術的な柔軟性を確認、抑止力を示す目的で展開。さらに、B-52は、核から通常兵器まで搭載可能な機種で、大陸・大洋横断の輸送能力もあり、指揮統制システムに基づいた運用が可能です。

アンダーセン空軍基地への爆撃機派遣は2014年から定期的に実施されており、インド太平洋地域内の戦略資産の準備状況を評価・改善を継続的に実施する機会ともなっています。

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