ANA、機長が一時意識不明でロシアに緊急着陸 重大インシデント認定

ANA、機長が一時意識不明でロシアに緊急着陸 重大インシデント認定

ニュース画像 1枚目:ANA B787-8型機「JA814A」イメージ(sky-spotterさん 2021/01/10撮影)
© FlyTeam sky-spotterさん
ANA B787-8型機「JA814A」イメージ(sky-spotterさん 2021/01/10撮影)

全日空(ANA)のパリ発羽田行きNH216便が2021年4月19日(月)、ノヴォシビルスク空港にダイバートしました。機長の体調不良による緊急着陸で、運航を継続することができない状況だったとして国土交通省航空局が重大インシデントに認定しています。使用していた機材はボーイング787-8型機、機体番号(レジ)「JA814A」でした。

NH216便は、パリを4月18日(日)21時43分に出発、羽田着は16時12分の予定でした。羽田への飛行中、機長に急な頭痛と顔が左右非対称に見えるなど、脳卒中の発作と思われる症状が見られ、一時的に意識不明になったとも報道されています。該当機は4月19日(月)10時ごろ、ノヴォシビルスク空港に到着しました。

なお、このフライトは貨物便として運航されており、乗客は搭乗していませんでした。機内には、パイロットなどスタッフ8名が搭乗していました。

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