JAL、6月発券分から国際線航空券 燃油サーチャージを再徴収

JAL、6月発券分から国際線航空券 燃油サーチャージを再徴収

ニュース画像 1枚目:JAL イメージ (senbaさん撮影)
© FlyTeam senbaさん
JAL イメージ (senbaさん撮影)

日本航空(JAL)は、2021年6月発券分から適用する燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を、国土交通省に申請しました。2020年6月発券分から、燃油サーチャージが不要になっていましたが、1年ぶりの再設定となります。

燃油サーチャージは、直近2カ月間の燃油市況価格平均に基づいて定期的に見直しされています。シンガポールケロシン市況価格の2021年2月から2021年3月までの平均は、1バレルあたり66.08米ドルでした。同期間の為替平均は1米ドル107.20円で、シンガポールケロシン市況の円貨換算額は7,084円です。

これを受け、6月から7月に発券される航空券の燃油サーチャージは、韓国・極東ロシア行きが300円、韓国・モンゴルを除く東アジア行きが1,700円、グアム・フィリピン・ベトナム行きなどが2,200円、タイ・マレーシア・シンガポール行きなどが3,300円、ハワイ・インドネシア・インド・スリランカ行きが4,400円、北米・欧州・中東・オセアニア行きが7,700円です。

国際線航空券は330日前から購入が可能なため、5月末までの発券の場合は2022年の春休みやゴールデンウィーク時期の旅行予約が可能です。新型コロナウイルスの日本での動向次第では、目的地での受け入れが厳しいことも想定されますが、燃油サーチャージがかからずに航空券を購入できる時期は5月末で一旦、終了します。

期日: 2021/06/01 〜 2021/07/31
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