陸自、霧島演習場などで仏陸軍・米海兵隊と実動訓練

陸自、霧島演習場などで仏陸軍・米海兵隊と実動訓練

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© U.S. Marine Corps photo by Cpl. Kenny Gomez
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陸上自衛隊は2021年5月11日(火)から5月17日(月)まで、相浦駐屯地、霧島演習場、九州西方海空域でフランス陸軍、アメリカ海兵隊と実動訓練を実施します。訓練には、陸自が水陸機動団と西部方面航空隊、仏陸軍が第6軽機甲旅団、米海兵隊が第3海兵師団、第3海兵兵站群、第1海兵航空団が参加します。

仏陸軍、米海兵隊と国内の演習場を使って初めて実施する実動訓練で、空中機動、陸上作戦など水陸両用作戦に関わる戦術技量、作戦遂行能力向上を目的としています。

霧島演習場では、戦闘訓練、野営訓練、へリ離発着訓練、ヘリボン訓練などが実施されています。特に九州で唯一、市街地でのテロ・武装工作員対処訓練を実施できる鉄筋コンクリート製のテレビ局、銀行、マンションなどの模擬建造物がある「霧島市街地訓練センター」が設置された演習場です。

演習では参加部隊のヘリコプターなどを使用し、陸自と仏陸軍の連携の強化、陸自と米海兵隊の共同作戦能力の向上に努めます。また、新型コロナウイルス感染症対策を守り、参加者全員がソーシャルディスタンスの確保、マスクの着用などを実施して訓練を行います。

期日: 2021/05/11 〜 2021/05/17
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