SH-60L、名古屋で初飛行 無事に終了

SH-60L、名古屋で初飛行 無事に終了

ニュース画像 1枚目:初飛行したSH-60L 「8501」
© 三菱重工
初飛行したSH-60L 「8501」

三菱重工業は2021年5月12日(水)、県営名古屋空港で海上自衛隊SH-60K哨戒機の能力向上型のSH-60Lを初飛行させました。試作機を三菱重工のテストパイロットが操縦し、空港で約30分間のホバリング後に着陸しました。

回転翼哨戒機・能力向上型は、三菱重工が防衛装備庁と契約。2015年から名古屋航空宇宙システム製作所小牧南工場で開発が進められています。2001年8月に初飛行した海上自衛隊向けSH-60K哨戒機をベースに、搭載システム、飛行性能などの能力向上が加えられた最新鋭ヘリコプターです。三菱重工は2021年度の防衛装備庁へ納入する計画で、飛行試験を重ねます。

防衛装備庁へ納入されると、海上自衛隊厚木航空基地での性能確認試験が実施される予定です。性能確認試験は2機で、2021年度から2023年度にかけて実施される予定です。

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