コロナ禍で裁判所管理下のノルウェイジャンとタイ航空 再生へ

コロナ禍で裁判所管理下のノルウェイジャンとタイ航空 再生へ

ニュース画像 1枚目:ノルウェー・エアシャトル 737-800 イメージ
ノルウェー・エアシャトル 737-800 イメージ

ノルウェー・エアシャトル(ノルウェイジャン)は2021年5月18日(火)、アイルランドとオスロ裁判所から再建計画の承認を受けたと発表しました。タイ国際航空も5月19日(水)、債権者集会で事業再生計画案が承認され、新型コロナウイルスを契機に苦境に立たされている航空会社の再建が進んでいます。

ノルウェー・エアシャトルは、再建計画でヨーロッパ各国を拠点に長距離路線を運航するボーイング787型機をすべて退役させました。保有機材はボーイング737-800型機を中心に構成。2021年は50機の計画ですが、2022年は需要が回復基調に入ると想定しており70機に増やします。ネットワークは全てヨーロッパ域内を運航。こうした計画の下で進められてきた再建計画で資金繰りにも目処をつけています。同社は5月26日(水)にも裁判所の管理下での再建を終了し、通常の経営体制に戻ると発表しています。

タイ国際航空の再建計画は、エアバスA380型機などの退役で保有機を86機まで削減、機種数を13から5に削減、効率化を図ります。こうした施策に伴うネットワークの縮小、人員削減をあわせて実施します。タイ国際航空の計画案は5月12日(水)に採決される予定でしたが、債権者の一部が再建案の検討に時間が必要との理由で5月19日(水)に延期されていました。

延期された1週間に再び、政府が50%超の株式保有による国営化が話題に上り、今回の採決が注目されていました。今回の採決で、政府主導ではなく裁判所提出の計画が債権者によって採決され、本格的な体制再編が進みそうです。

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