NHK BS1で2021年5月29日(土)0時10分から、「世界のドキュメンタリー / ステルス 戦闘機とレーダーの技術戦争」が放送されます。2019年にフランスで製作された番組です。番組紹介ではロッキードF-117ナイトホーク、ロッキードSR-71ブラックバードなどの画像があり、こうした航空機が登場すると見られます。
第2次世界大戦時にイギリスがレーダーを軍事利用。それに対抗したナチス・ドイツの世界初のステルス機「ホルテン」開発から現在までの足跡をたどります。F-117ナイトホークは初飛行の当時は詳細は明かされておらず、のちに開発、配備が明らかになった機体です。また、公式には2008年4月で全機退役したはずですが、2014年にネバダ州のトノパ・テストレンジ(TTR)で飛行したとも伝えられ、現在まで謎の多いステルス機です。
このほか、番組ではアメリカ空軍の高高度偵察機U-2ドラゴンレディと、それを新型ミサイルで撃墜したソ連の冷戦時代、全翼機のノースロップ・グラマンB-2スピリットも取り上げます。いずれも技術開発の視点で番組を構成しています。