ATSG、DHLと767貨物機を4機リース契約

ATSG、DHLと767貨物機を4機リース契約

ニュース画像 1枚目:DHL塗装の767 イメージ
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DHL塗装の767 イメージ

エア・トランスポート・サービス・グループ(ATSG)は2021年5月24日(月)、アメリカのDHLネットワークオペレーションズにボーイング767-300型貨物改修機4機を提供することで合意したと発表しました。ATSG傘下のカーゴ・エアクラフト・マネージメント(CAM)が7年間のドライリース契約を締結しました。4機のうち3機は2021年下半期、4機目は2022年初頭に納入予定です。

DHLは767を4機追加し、ネットワークを強化します。CAMはDHL向けにこれまでも機材を提供しており、今回の追加契約で17機をリースすることになります。DHLは現在、貨物機による輸送市場は非常に競争が激しく、顧客の要望に対応するため、輸送能力の追加は必要不可欠と、今回の機材追加を説明しています。

世界的にeコマース、モバイルコマースが盛んになっており、速達性の高い貨物航空機による輸送需要が高まっています。この中でも767ワイドボディ機を利用した航空貨物輸送は、増加する需要に対応できる機種として人気が高まっています。ATSGグループは保有する貨物機が、2021年3月末時点で98機のところ、2021年12月末時点で108機と増機する計画です。

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