6月9日はディズニーの大人気キャラクター、ドナルドダックの誕生日です。アヒルをモチーフにしたキャラクターで、水兵さんをイメージした青い色のセーラー服とセーラー帽がトレードマークです。本名は、ドナルド・フォントルロイ・ダック。1934年6月9日公開の「かしこいメンドリ」でデビューし、数多くのディズニー作品に登場しています。そんなドナルドダックの誕生日を祝うべく、世界の数あるディズニー特別塗装機の中から探してみました。
JAL「ドリームエクスプレス 初代」塗装機
まずは、日本でディズニー塗装と言えば日本航空(JAL)。1994年夏から1995年冬にかけて塗装された特別塗装機「ドリームエクスプレス」です。機体後方に、ドナルドダッグを見つけました。あらあら、荷物持ちですね(笑) ドナルドダッグの甥っ子たち「ヒューイ」「デューイ」「ルーイ」は機体前方で楽しく遊んでいます。
なんとリゾッチャ号が一緒の写真も。時代を感じますね。
JAL「ドリームエクスプレス21 FRIENDS号」
2001年冬から2002年春まで運航された塗装機です。機体中央に、恋人のデイジーと手をつなごうとしているドナルドの姿が描かれています。
ウォルト・ディズニー生誕100周年と日本航空(JAL)の創立50周年、JALが公式スポンサーの東京ディズニーシー開園を記念し就航した特別塗装機の1号機でした。
JAL「ドリームエクスプレス21 Dream Story号」
FRIENDS号と同年代に運航された塗装機です。ドナルドは機体後方で水色の飛行機になっている!と思いきや、垂直尾翼の真下にもドナルド?ドナルドダックは大家族なので、どちらかはドナルドではなく、例えばドナルド叔父さんという可能性もありますね…(笑)
Dream Story号は、一般公募のデザインが採用された、左右異なる特別塗装機です。黄色をベースにミッキーマウスなどのキャラクターが、空飛ぶ乗り物に乗っている様子が描かれた塗装機でした。今回注目のドナルドはスターボードサイド(右舷)に描かれています。
アラスカ航空「スピリット・オブ・ディズニーランド 1号機」
海外の航空会社では、アラスカ航空の機材にドナルドが登場。ディズニーランドリゾートと提携して就航した初代特別塗装機です。「ディズニーランドに行くぞ!(We’re going to Disneyland!)」の文字が描かれ、シンプルにディズニーリゾートのワクワク感を表現しています。
スターボードサイド(右舷)にも。
アラスカ航空「スピリット・オブ・ディズニーランド 2号機」
1号機と色合いは同じですが、若干異なるデザインが採用されています。1号機はディズニーリゾートなどで登場する着ぐるみ風のドナルドやミッキー、ミニー、グーフィーのイラストですが、2号機は、アニメ風のイラストが描かれています。2号機にはプルートも仲間入りしていますね。
2号機のスターボードサイド(右舷)はこちら。
このほか、2019年に運航停止したインドのジェットエアウェイズのボーイング737-800型の機体記号(レジ)「VT-JGV」、ラタム・エアラインズに統合される前のTAM航空時代のボーイング767-300型「PT-MSZ」にもドナルドが登場するディズニー特別塗装機が存在します。
なお、ドナルドの誕生日は諸説あるようですが、ディズニー公式サイトでは6月9日と公表されています。生まれ年は1934年ですから、つまりドナルドは今、なんと87歳…!? ハッピーバースデー!ドナルド!