F-35B、G7警戒中の空母「プリンス・オブ・ウェールズ」に初着艦

F-35B、G7警戒中の空母「プリンス・オブ・ウェールズ」に初着艦

ニュース画像 1枚目:プリンス・オブ・ウェールズに着艦したF-35BライトニングII
プリンス・オブ・ウェールズに着艦したF-35BライトニングII

イギリス空軍は2021年6月9日(水)、クイーン・エリザベス級空母「プリンス・オブ・ウェールズ(R09)」にF-35BライトニングIIが初着艦したと発表しました。空母の性能確認で実施され、R09が空母として任務を担うために実施される一連の試験です。R09は、イギリスで開催されるG7サミットに合わせ、海上の警戒監視のためコーンウォール半島沖に展開しています。

空母「プリンス・オブ・ウェールズ」に固定翼機が着艦したのは、今回が初めてです。着艦後にすぐ、F-35Bは初めて甲板から発進し、発着艦ともに運用が確認されています。この発着艦時、甲板にはイギリス陸軍のアパッチ3機の運用も同時に実施されました。

試験では、継続的に航空活動を維持しながら、空母に航空機を受け入れ、さらに発進させることができるか運用が確認されます。空母が任務を果たすためには、最初の大きな一歩で、空軍と海軍の協力体制も試される重要な節目です。

イギリス空軍・海軍は、アジアに派遣している空母「クイーン・エリザベス(R08)」ですでにF-35BライトニングIIを運用しています。空母打撃群(CSG21)として運用を始めたR08に続き、「プリンス・オブ・ウェールズ」でも同様の打撃群構成に向け、引き続き試験が重ねられます。

なお、「プリンス・オブ・ウェールズ(R09)」の甲板はサッカー場3面分の広さ備え、最大36機のF-35Bを搭載できます。航空機搭載時はおよそ1,600名の乗組員を収容できます。4月末にポーツマスを出港して以降、R09はイギリス海・陸・空軍の回転翼機で運用訓練を重ねていました。

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