全日本空輸(ANA)は2021年7月1日(木)から7月31日(土)まで、国内線103路線で11,470便を減便します。夏休みとなる7月下旬も含めた期間ですが、コロナ禍前の2020年度事業計画比で、月間運航率は現時点で、新型コロナウイルス緊急事態宣言中の6月と同じ51%です。
路線別では、羽田/福岡線が350便以上と最も減便数が多く、1日9往復運航と計画比で50%減の日程もあります。次いで羽田/広島線、伊丹発着の松山・仙台線が260便以上、羽田/鹿児島線が250便以上、羽田/伊丹・新千歳線、福岡/那覇線が240便以上の減便となっています。
なお、この減便により、一部路線は運休になります。国際線の旅客需要が低迷していることから、成田発着の札幌・新千歳、仙台、新潟、名古屋(セントレア)、那覇線のほか、名古屋(セントレア)/宮崎線など、計13路線が対象です。