春秋航空日本、7月2日にJALグループ化 初便はIJ833便

春秋航空日本、7月2日にJALグループ化 初便はIJ833便

ニュース画像 1枚目:春秋航空日本、7月にJALグループ入り (wtb11_ksさん撮影)
© FlyTeam wtb11_ksさん
春秋航空日本、7月にJALグループ入り (wtb11_ksさん撮影)

春秋航空日本(SPRING JAPAN)は2021年7月2日(金)付けで、日本航空(JAL)グループ会社となります。この連結子会社化を前に、6月29日(火)に開催される定時株主総会で、元JAL執行役員の米澤章氏が春秋航空日本の新社長に就任します。米澤社長の下、新たな体制で格安航空事業(LCC)を展開していきます。JALグループとなり初めての便を7月2日(金)、成田発新千歳行きIJ833便で運航します。

JALは、2021〜2025年度中期経営計画で春秋航空日本(SPRING JAPAN)を連結子会社化すると正式に発表。株式保有5%のところ、6月に追加出資し、過半数を取得します。JALは、コロナ禍で国際線旅客需要は全般的に落ち込んでいるものの、需要回復期に入る今後、中国発インバウンド需要を獲得する狙いです。

現在、春秋航空日本に過半を出資する中国最大手の格安航空会社(LCC)春秋グループと共に、JALグループ化で小型機を使った中国線の事業展開を拡充します。JALグループのスケールメリットと春秋グループの連携で、高品質・低コストなサービスを実現し、JALグループ100%子会社のZIPAIR Tokyo(ジップエア)とも路線を棲み分け。さらに、JALが出資するジェットスター・ジャパンの成田発着の観光路線とも連携し、コロナ回復時の需要獲得・拡大をめざします。

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