FAI国際絵画コンテスト、日本の子どもたちの2作品 世界1位

FAI国際絵画コンテスト、日本の子どもたちの2作品 世界1位

ニュース画像 1枚目:池田葵さん「空のたまて箱」、FAI Young Artists Contest 10〜13歳クラス 世界1位
© 日本航空協会
池田葵さん「空のたまて箱」、FAI Young Artists Contest 10〜13歳クラス 世界1位

国際航空連盟(FAI)は、航空スポーツをテーマに6歳から17歳を対象に国際絵画コンテスト「FAI Young Artists Contest」を開催、2021年は日本の子供たちの3作品が入賞しました。コンテストは毎年開催されており、「6~9歳クラス」「10~13歳クラス」で世界一を日本の子どもたちの作品が獲得、さらに「6~9歳クラス」で3位も獲得しました。

国際絵画コンテストには世界15カ国が参加。年齢別の3クラスが設けられ、それぞれ作品が審査されています。このコンテストへの応募にあたり、国内予選を兼ねて日本航空協会が「青少年航空宇宙絵画国際コンテスト」を開催。世界大会には、優秀作品9作品が応募されました。複数のクラスで世界1位を同時受賞したのは、初めての快挙でした。

国内予選の「青少年航空宇宙絵画国際コンテスト」には、310作品の応募が寄せられました。2021年のテーマは「航空スポーツを楽しむ仲間たち」で、最も優れた作品に贈られる「青少年航空宇宙絵画国際コンテスト日本航空協会会長賞」はFAIのコンテストでは「6~9歳クラス」にあたる、徳島県の山本華子さんの作品「みんなでたのしくお空であそぼう!」でした。農場にはお世話する人や牛たちが描かれ、その上空を飛行機、ヘリコプター、気球、スカイダイビングを楽しむ様子が描かれています。この作品は世界大会で3位に選ばれています。

ニュース画像 1枚目:山本華子さん「みんなでたのしくお空であそぼう」、日本航空協会会長賞とFAI Young Artists Contest 6〜9歳クラス 世界3位
© 日本航空協会
山本華子さん「みんなでたのしくお空であそぼう」、日本航空協会会長賞とFAI Young Artists Contest 6〜9歳クラス 世界3位

国内予選では優秀賞に選ばれた東京都の平山遥都さんによる「お空のカーニバル」は、ハンググライダーで飛行する様子を前面に、カラースモークで飛行する機体、気球などが描かれ、空を楽しむ人たちの笑顔を見上げる楽しそうな子どもたちが描かれています。この作品はFAIの「6~9歳クラス」で世界1位に選出されています。

ニュース画像 2枚目:平山遥都さん「お空のカーニバル」、FAI Young Artists Contest 6〜9歳クラス 世界1位
© 日本航空協会
平山遥都さん「お空のカーニバル」、FAI Young Artists Contest 6〜9歳クラス 世界1位

同じく国内予選で優秀賞に選出された熊本県の池田葵さんの「空のたまて箱」も、FAIの「10~13歳クラス」で世界1位に選出されています。複葉機、スカイダイビング、気球、その背景にカラースモークで大空を飛行する機体を空に描き、その様子を見上げて楽しむ親子を描いた作品です。

なお、日本航空協会は「青少年航空宇宙絵画国際コンテスト公式Twitter」アカウントを開設。絵画コンテストの情報発信だけでなく、2021年に応募された全作品を公開してます。日本航空協会のサイトで紹介されている入賞作品と合わせ、楽しむことができます。

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