空自向けRQ-4Bグローバルホーク、2機目初飛行

空自向けRQ-4Bグローバルホーク、2機目初飛行

ニュース画像 1枚目:ノースロップ・グラマン、空自向け2機目のRQ-4グローバルホークで初飛行
© Northrop Grumman
ノースロップ・グラマン、空自向け2機目のRQ-4グローバルホークで初飛行

ノースロップ・グラマンは2021年6月24日(木)、日本向けの2機目の無人航空機(UAV)「グローバルホーク」の飛行を成功裡に実施したと発表しました。航空自衛隊向けRQ-4Bグローバルホークの1機目は4月15日(木)、カリフォルニア州パームデールで初飛行し、これに続く飛行です。1機目と同じく、2機目も被視認性を下げるロービジ塗装の「日の丸」が施されています。

空自向けRQ-4グローバルホークは非武装仕様で、日本の領空・領域を監視し、防衛任務に資する装備品として導入されます。このグローバルホークは、2015年11月にアメリカ国務省が対外有償軍事援助(FMS)で輸出を承認。強化統合されたセンサー(EISS)付きRQ-4 Block 30(I)グローバルホーク3機、Kearfott慣性航法(INS)/GPSユニット8基、LN-251 INS/GPSユニット8基、作戦用センサー、試験機材、地上支援機材、通信機器、技術資料、部品、各種サポートなどが含まれています。

防衛省は2015(平成27)年度予算からグローバルホークの取得を開始し、2019(平成31)年度末以降、三沢基地に配備することが発表されています。グローバルホークの運用は防衛目的に加え、人道支援の任務にも対応でき、情報収集・警戒監視・偵察の能力が向上します。

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