シンガポール航空グループ、利用者向けカーボン・オフセットプログラム開始

シンガポール航空グループ、利用者向けカーボン・オフセットプログラム開始

ニュース画像 1枚目:シンガポール航空 A380
© Singapore Airlines
シンガポール航空 A380

シンガポール航空グループは2021年6月25日(金)、グループの航空会社を利用する搭乗客、貨物輸送の荷主などを対象にカーボン・オフセットプログラムの提供を開始しました。二酸化炭素排出の埋め合わせができるプログラムで、シンガポール航空、スクートの特設ウェブサイトで手続きが可能です。シンガポール航空カーゴの法人客は、2021年7月後半から特設ウェブサイトでカーボン・オフセットに参加できるようになります。

シンガポール航空とスクートの利用者は、それぞれの特設ウェブサイトでフライトの前後に手続きが可能です。カーボン・オフセットは、オーストラリアのTasman Environmental Markets(TEM)が開発したBlueHaloのデジタル・ソリューションを利用しています。これを利用すると、旅行で排出した二酸化炭素を即時に計算し、埋め合わせできます。

シンガポール航空グループのカーボン・オフセット・プロジェクトでは、インドネシアの森林保護、インドでの再生可能な太陽エネルギー・プロジェクト支援、ネパールの農村地域に住む世帯に向けた煙汚染の少ない料理用コンロの提供などに役立てられます。このプログラム始動にあわせ、シンガポール航空とスクートは最初の6カ月、利用者が購入したカーボン・オフセットと同量を購入し、カーボン・オフセット・プログラムに参加します。

なお、2021年第4四半期からシンガポール航空のマイレージプログラム「クリスフライヤーマイル」、法人会員向けトラベルプログラムで獲得できるHighFlyerポイントを利用し、カーボン・オフセットに充当できるようになります。

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