フェデックス・エクスプレス、ボーイング767貨物機を20機発注

フェデックス・エクスプレス、ボーイング767貨物機を20機発注

ニュース画像 1枚目:フェデックス・エクスプレス ボーイング767貨物機
© FedEx Corp.
フェデックス・エクスプレス ボーイング767貨物機

フェデックス・エクスプレスは2021年6月22日(火)、ボーイング767貨物機を20機、オプション行使により確定発注に切り替えました。決算発表にあわせて公表しました。この20機は2024年から2025年に10機ずつ納入予定です。

オプション行使を含む発注済みの機数は、計50機です。2022年度に受領する13機のうち、機体記号(レジ)「N193FE」「N195FE」の2機は2021年6月に受領しています。これにより2021年6月24日(木)現在、767の保有機数は104機です。

フェデックスは、eコマースの需要が堅調に航空貨物需要を生み出すとして、保有機材を増やします。2021年度決算の5月末現在は計684機を保有しており、このうちジェット機が406機、ターボプロップ機が278機です。

保有機のうち、マクドネル・ダグラスMD-10-30型は13機で、2022〜2023年度には全機を退役させる予定です。この機数は2022年度に767Fを13機導入する予定で、減少する機材数を補います。このほか、777Fを2025年度までに12機受領する予定で、オプション権23機分を保有しています。

なお、ターボプロップ機では2022〜2026年度にかけてセスナ408を計50機導入する予定で、この機種はさらに50機のオプション権を保有しています。2021年度には初めてのATR-72-600貨物機を導入していますが、2026年度にかけて計30機にまで拡大する予定です。この機種も20機のオプション権を保有しています。これらのオプション権により、国際線の大型機、アメリカ国内線や北米での運航、あるいはリージョナル運航など、需要動向を見定めなから、オプション権を行使する方針です。

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