ベルギー空軍のF-16AM戦闘機が2021年7月1日(木)、オランダ・レーワルデン空軍基地で離陸に失敗しました。機体は基地のプレハブに衝突、停止しました。乗務していたパイロットは射出座席の機能を使用して脱出したものの、足を骨折しました。地上の整備員も負傷しましたが、すでに退院しています。
インシデントを発生したベルギー空軍のF-16AMは、レーワルデン空軍基地でオランダ、ノルウェー空軍と共に5月から10月まで実施予定の武装品の訓練コースに参加していました。特に武器、戦術の教官向けの訓練で、ベルギー空軍によると経験豊富なパイロットと説明しています。レーワルデン空軍基地には5機を派遣しており、その1機でした。
ベルギー国防省によると、事故調査委員会メンバーがレーワルデンを訪れ、事故原因の調査を開始しています。