エア・ベルギー、A330-900新造機を2機導入 A340更新

エア・ベルギー、A330-900新造機を2機導入 A340更新

ニュース画像 1枚目:エア・ベルギー塗装 A330-900 イメージ
© AIRBUS
エア・ベルギー塗装 A330-900 イメージ

エア・ベルギーは2021年7月1日(木)、エアバスA330-900型の新造機を2機、受領することでエアバスと合意したと発表しました。この2機導入で、エア・ベルギーが保有するエアバスA340-300型2機を更新します。導入した最初のA330neoを使用し、10月15日(金)から、ブリュッセル/モーリシャス線に投入する予定です。

この新しいA330neoはビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーと3クラス仕様で、保有するA340の265席に対し、286席に増加します。1機目の受領後、11月末までに2機目を受領し、2021/2022年の冬スケジュールに2機体制で旅客便を運航します。

A330neoは、A330シリーズ最新の機種で、エアバスA350型機の開発で採用された最新技術を取り入れています。主翼を最適化し、効率性とコスト効率に優れるロールスロイス製トレント7000エンジンを搭載しています。改良により、前世代のA330と比較し、燃料消費量と二酸化炭素排出量は25%削減できます。

エア・ベルギーが受領するA330-900は、製造の初期段階に作られ、2019年3月に初飛行した機体と見られます。エアバスがリース会社から発注を受けていたものの、予定していた航空会社に導入できず、保管されていました。なお、A330-900はこれまでに12社に引き渡しされており、エア・べルギーは13社目になる見込みです。

エア・ベルギーはCMA CGMエアカーゴ向けにA330-200貨物機を運航しています。A330としては、初めての旅客機導入となります。

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