スカンジナビア航空(SAS)は2021年7月13日(火)、A350-900の機体記号(レジ)「SE-RSE」でオリンピック選手団を輸送するチャーター便を運航しました。SK7035便としてオスロを出発、コペンハーゲンを経由し、福岡に到着しました。SASは2019年11月に初めてA350を導入。この長距離路線の機材を日本へ運航したのは、これが初めてと見られます。
SASは7月10日(土)、羽田/コペンハーゲン線の就航にあわせ、東京2020オリンピックの選手団を輸送。オリンピックに出場する選手団の輸送は、福岡へのチャーター便で2便目となります。
福岡県・福岡市は、スウェーデン選手団の全競技、ノルウェーのボート、カヌー除く全競技でそれぞれ事前合宿地となっています。このため、200名弱の選手・関係者が来日し、合宿に備えるため、福岡へ直接乗り入れとなりました。スウェーデン選手団は2008年の北京オリンピック時に続き、福岡で実施する事前キャンプとなります。