セスナ・サイテーション・ロンジチュード、ヨーロッパで型式証明取得

セスナ・サイテーション・ロンジチュード、ヨーロッパで型式証明取得

ニュース画像 1枚目:セスナ・サイテーション・ロンジチュード
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セスナ・サイテーション・ロンジチュード

テクストロン・アビエーションは2021年7月13日(火)、セスナ・サイテーション・ロンジチュードがヨーロッパ航空安全庁(EASA)の型式証明を取得したと発表しました。アメリカ連邦航空局(FAA)から2019年9月に型式証明を取得済みで、アメリカでは同年10月に運航が始まっています。EASAでの認証によりアメリカだけでなく、ヨーロッパ地域でも顧客への引渡しが可能になります。

セスナ・サイテーション・ロンジチュードの航続距離は6,482kmで、中型ビジネスジェットに分類されます。客室内の静粛性、客室内の気圧は高度1,800メートル程度に与圧され、各種オーダーメイドのインテリアを装備できます。

FAAの型式証明の取得では、およそ6,000時間の試験飛行で、認証取得のため11,000項目の確認、世界各地へ57,000キロメートルに及ぶフライトで、さまざまな環境下でその性能と信頼性を実証しています。

このセスナ・サイテーション・ロンジチュードは、国土交通省航空局が飛行検査確認機として2021年にも導入が予定されています。航空局の機体は、地上に設置された各種ナビゲーション支援システムの検証のため、飛行検査装置などを搭載する予定です。

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