スターフライヤー、スタッフ間の情報連携ツールをスマホに統一

スターフライヤーは2021年7月14日(水)、客室乗務員、グランドスタッフ、バックオフィス間の情報連携ツールとして利用する無線機に変わりスマートフォンで代用したと発表しました。スマホにコミュニケーションアプリ「Buddycom(バディコム)」を採用しており、スタッフ間のスムーズな情報伝達や意思疎通、業務に活用しています。

無線機はランニングコストが高く、利用エリアに制限がありました。通信は音声のみに限られ、口頭や紙の情報伝達が必要な状況ではタイムリーな伝達、判断に時間を要する課題がありました。無線機とスマホなどを使う場面もありました。

スターフライヤーが業務ツールをスマートフォン1台にまとめ、音声アプリにバディコムを選定。「安定した音声通信」「チャットによるメッセージの送信と音声による自動読み上げ」「通話履歴の再生機能」「Push to Talkが可能なイヤホンがある」 などの理由で採用が決まりました。

バディコムで写真や文字での情報伝達もできるようになり、係員の移動時間や判断を下す時間削減につながり、通信手段として2台持ちも解消。コスト削減にもつながっています。さらに、音声データを聞き返すことができたり、報告書作成時の利用でも効率性が高まっています。