ANA Cargo、インド向け医療用酸素濃縮器を輸送

ANA Cargo、インド向け医療用酸素濃縮器を輸送

ニュース画像 1枚目:搭載時の作業風景
© ANA
搭載時の作業風景

全日本空輸(ANA)の貨物事業を展開するANA Cargoは2021年6月21日(月)、羽田発デリー行きANA837便で、酸素濃縮器をインド・デリーへ輸送しました。日本財団の人道支援活動で、それに協力する近鉄エクスプレスからの依頼を受け、ANAが空輸しました。

空輸した積荷は、エア・ウォーター・メディカル社製の医療用酸素濃縮器100台、約2.5トンです。日本財団がインド・マニプール州向けの人道支援活動として、エア・ウォーター・メディカル社の酸素濃縮器を選定しました。

マニプール州は、病院に収容できないほど新型コロナウイルス感染症の感染が再拡大。住民が家庭内で自己隔離を強いられ、家庭内医療の質の向上が課題でした。日本財団は、バッテリーを搭載し、患者の酸素飽和度を簡易的に測定できるパルスオキシメーターを搭載し、停電リスクに対応できる酸素濃縮器を選定。寄贈後は、在宅医療対象者などに活用される予定です。

6月21日(月)の空輸時、羽田発デリー行きANA837便は、ボーイング787-9型、機体記号(レジ)「JA839A」で運航されました。デリーからマニプールまではおよそ2,500キロメートルを陸路で輸送し、6月29日(木)に現地に到着。7月8日(木)にマニプール州政府へ引き渡しが完了しています。

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