静岡エアコミュータ、レオナルドAW109SP発注 訓練用実機

静岡エアコミュータ、レオナルドAW109SP発注 訓練用実機

ニュース画像 1枚目:AW109イメージ、導入する機体はドクターヘリではない (ショウさん撮影)
© FlyTeam ショウさん
AW109イメージ、導入する機体はドクターヘリではない (ショウさん撮影)

静岡エアコミュータは2021年7月15日(木)、レオナルドヘリコプターズ製AW109SP型ヘリコプターを1機発注したと発表しました。運航開始は2021年10月の予定です。

この機体は、パイロット養成の操縦訓練向け実機とする予定です。静岡エアコミュータでは、警察、消防、ドクターヘリ、防災ヘリなど定期的・廉価に訓練ができるレオナルド社製AW139用のフライト・トレーニング・デバイス(FTD)を訓練センターに併設。このレベルD取得はちょうど航空局の認可を得る手続きが進められており、質の高い訓練の提供体制を整えます。FTDや実機などを揃え、計画している訓練事業を中期的な柱とする施策の1つです。

AW109SPグランニューは、AW109シリーズ車輪型の最新機で、全世界で240機が販売され、225機が納入ずみです。日本国内では主要官庁や民間で計17機が運航されており、救難・救助活動、哨戒活動、報道業務で運航されています。静岡エアコミュータはこのうち4機を運航、いずれもドクターヘリと運航しています。

なお、AW109シリーズは全世界で1,570機が販売され、国内では警察をはじめ、55機が運航されています。

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