日本航空(JAL)は2021年7月20日(火)、JAL工場見学スカイミュージアム展示エリアを全面リニューアルしました。羽田空港メインテナンスセンタービル内に設けられているこの施設は2013年に改修。8年が経過したことから、展示エリアでJALの活動への理解を深めてもらえるよう展示方法などを変更しました。
新たに大型のマルチディスプレイを導入し、最新技術によるコンテンツのデジタル化を導入、等身大モニターには現役社員が登場して仕事紹介します。さらに、これまで展示できていない歴史資料を取り入れたデジタル年表を作成し、来場客が空に関わる仕事、日本の空の歴史と未来を分かりやすく体感できる作りとなっています。
ミュージアムの主なコンテンツは、 空のお仕事紹介をはじめ、コクピット・客室モックアップ、未来の空を想像するフューチャーゾーン、歴史資料を紹介するデジタルアーカイブズ、歴代制服の展示などです。
デジタル化したことで、今後はコンテンツを定期的に更新。複数回に渡って訪問しても楽しめる施設になります。施設内では、JALが各地で実施している折り紙ヒコーキ教室、乗務員や整備士によるお仕事講座などの体験イベント開催も計画されています。
なお、羽田空港メインテナンスセンタービル内に設けられているスカイミュージアムは、小学生の子どもたちから年配者まで幅広い世代が訪れており、年間12万人以上が来場する施設です。
また、工場見学は新型コロナウイルス感染症の影響から休止しています。見学再開時期は、国や自治体のガイドラインなどに基づいて決定する予定で、再開時は、工場見学公式ホームページで告知します。