9月の空の日イベント、どこからでも参加できるオンライン企画に注目!!

9月の空の日イベント、どこからでも参加できるオンライン企画に注目!!

ニュース画像 1枚目:松島基地のブルーインパルス
© FlyTeam ニュース
松島基地のブルーインパルス

9月20日「空の日」と9月20日から9月30日の「空の旬間」にあわせ、全国の空港で開催されていたイベントが、続々と中止が発表されています。新型コロナウイルス感染症の第5波で陽性者数が全国的に増加していることを受け、開催する場合でも地域限定、かつ少人数を対象とした事前募集の催しが企画されています。その中で、オンラインイベントで安全、かつ全国どこからでも参加できる催しが注目です。

ウィズコロナで2度目を迎える「空の日」ですが、オンラインで注目のイベントは日本航空協会が9月7日(火)に開催する「航空と宇宙」定例講演会。航空分野では、航空自衛隊第11飛行隊「ブルーインパルス」の遠渡祐樹隊長を講師に招き、「究極のミッションを安全に実現するために」をテーマに貴重なお話を聞く機会が設けられています。申し込みは開催前まで受け付けており、YouTubeから講演を聞くことができ、安心して「空の日」を楽しめる企画となっています。

2021年度の「ブルーインパルス」は富山、山形での展示飛行に加え、オリンピック、パラリンピックにあわせた東京都心の飛行を実施しています。航空祭は開催されていませんが、遠渡隊長から安全な飛行を実現するため、実施計画から機材を万全な状態とする維持管理など、操縦士、整備士、サポートスタッフの視点を交えたお話しを聞く機会です。

ニュース画像 1枚目:ブルーインパルスのサポートスタッフ「ドルフィンキーパー」
© U.S. Marine Corps photo by Lance Cpl. Joshua Pinkney
ブルーインパルスのサポートスタッフ「ドルフィンキーパー」

中止が決まった「空の日」イベントは、公表分では仙台、秋田、中部国際空港(セントレア)、福岡、大分、熊本空港です。仙台空港では、滑走路を歩く「早朝ランウェイウォーク」や、アイベックスエアラインズの飛行機見学などが開催、セントレアでは航空教室をはじめ、機内食工場の見学、航空局の飛行検査センター見学などが人気の催しです。福岡空港でも航空会社による体験に加え、「飛び出せ海外へ!」として抽選会や海外旅行オークションなどが人気でした。

開催される「空の日」イベントは、9月11日(土)に函館空港、9月12日(日)に新潟空港で予定されています。感染症対策として事前申し込みを中心に企画されており、その受け付けはいずれも終了しています。

「空の日」は、 民間航空再開40周年の1992年、航空への理解と関心を高めてもらう機会として設けられ、日本航空(JAL)や全日空(ANA)をはじめとする旅客機を運航する航空会社だけに止まらず、警察・消防、海上保安庁、業務としては整備士、航空管制、航空保安業務など空の仕事に関わる幅広い業種、仕事を紹介する機会ともなっています。

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